人が喜んでくれる仕事っていうのは長持ちするんだよ。いくら高いお金をもらっても、そういう喜びがないと、どんな仕事であれ、なかなかつづくものじゃない。
自分が稼いだこの「カネ」は、誰かに喜んでもらえたことの報酬なんだ。
そう実感することができたら、それはきっと一生の仕事にだって、できると思う。
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人が喜んでくれる仕事
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「自分のやりたいことがわからない」
「自分のやりたいことがわからない」なんていう悩みが、これほど日本中をおおうだなんて、そのころの、いったい誰が予想しただろう。
「豊かさ」が実現してしまったら、今度は「人はなぜ働くのか。どうして働かないといけないのか」ということが、悩みとして出現してしまった。これはちょっと簡単には答えが出ない悩みだよね。
でも、こんなふうに考えてみたらどうだろう。「やりたいことがわからない」、その問いに向き合うためには「カネ」という視点を持つのが、いちばん、シンプルに見えてくるものがあるんじゃないか。
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「働いて、カネをもらう」
「働いて、カネをもらう」ということには、「それって、そもそも、どうなのよ!」って思うような価値観を、その場で問うていられない局面がある。
ノルマをあげるために、お客さんから何を言われようが、頭を下げ続ける営業マン。破産したらこの人たちは行くところがなくなるということがわかっていても、「お金は貸せません」と伝える銀行の人。心の中では「もうこんなことはしたくない」と思っていたとしても、その仕事をまっとうするため、あるいは自分や家族が食べていくためには「選べない」って場合がある。
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アルバイトって、「自分探し」
アルバイトって、「自分探し」と結びつきやすいことだと世間では思われている。
「アルバイトに逃げるな」って、そういう姿勢が安易だと攻撃される風潮もあるけど、アルバイトそのものは、わたしは自分の子供にも、どんどん、やってほしいと思っている。
だって親以外の、外の世界で出会った大人から怒られたり、叱られたりするのって、すごく大事なことだからね。
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男の子の必修科目
アルバイトは、中学生だと労働基準法で原則禁止されているし、高校生でも学校によっては校則で禁止されていたりする。でも、いまの日本で「若いうちは学校の勉強だけしていればいい」っていうのは、どう考えてもまちがってると思う。
世の中には学校に行ってるだけ、机に向かっているだけじゃわからないことが、それこそ山のようにある。
うちの息子には、まだ小学生だけど「アルバイトと世界放浪は、男の子の必修科目だからね!」って、今のうちから言ってあるんだよ。
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